次にもう一つのポイントの形について囁きます。
ここで提案致します。
フィルターにコーヒー粉をいつもと同じ分量で入れて下さい。
次にイメージしてほしいことがあります。
例えば、コーヒー粉が粘土に変わってしまいました。そのままフィルターから粘土を抜き取って下さい。どのような形になっていますか？
上から見た形、横から見た形、下から見た形等、色々な角度から見て下さい。 結果、この形が、湯を落とす前の現実にフィルターの中に入っているコーヒー粉の形です。
ですから、コーヒーをたてる上で、まずこの形を直視しているのか？していないのか？だけでも、色々な抽出の考え方があると思われます。
因みに、当店の形のイメージは、ネルフィルターの底を横から見れば、アルファベットのＵの文字のイメージです。更に付け加えれば、茶漉しを少し浅くしたようなイメージに近いと思います。
よって、この生地（平織り）を２枚重ねて軽く手縫いし、外側起毛あり、内側起毛なしの形が、縦の味・横の味・斜めの味をより幅広く探求・追求でき、また、可能性の確率を少しでも高くするコーヒー器具だと思っています。
そして、ここで初めて次のステージ「どのように抽出すれば、自分なりのコーヒーができるのか？」について集中できるわけです。
【家庭用手縫いネルフィルター】
価格（１〜２人用）
枠付き ￥１１００
替え ￥３８０
※業務用ではありません